唐辛子は食卓を豊かにする

一人で食事をとる人が増えている時代です。世帯数では「お一人様」が最も多く、家族で食事をとる数は、核家族化にともない年々少しづつ減り続けています。
これは時代の変化と言っていいでしょう。インターネットや物流が発達して、家族全員が固まる必要も減りつつあるということだと思います。

でも、食事の豊かさという点ではどうでしょうか？

家族でその日の話題を話し合ったり、他愛のない会話をしたり…。食卓は食事だけではなく、一緒にいる人や雰囲気を含めて、すべてを味わうものではないでしょうか。

私たちは、唐辛子は、そんな食卓の中で食事をさらに豊かにするパートナーだと考えています。
今日はどんな唐辛子を合わせてみようか、おみそ汁に入れたらどんな味わいに代わるだろうか…。話題性のあるギネス級の唐辛子もあれば、個性的なゆず胡椒もある。さまざまな香りも、食卓を豊かにするポイントです。

だから、その一瞬を豊かにするために徹底的にこだわる

１）唐辛子それぞれの個性を活かす

私たちがこだわっているのはバリエーション。ギネス級の唐辛子もよいですが、日本古来の唐辛子にも爽やかな香りや独特の辛みがあります。ひと口に激辛といっても、その中にはツンと来るもの、じわ～っと来るもの、後味スッキリなもの…色々な味わいがあります。
そんな個性を楽しんでいただくために、セレクトした唐辛子が最大限魅力を伝えられるよう、工夫をしています。

２）顔が見える唐辛子をお届けする

私たちの唐辛子は、流通経路が不明なものは取り扱いません。
あくまで自社で育てた苗から生まれた唐辛子を使用しています。
最初は50本くらいの苗でしたが、年々その数を増やしていき現在は約8,000本以上の苗から唐辛子を収穫しています。
他の苗を使用してしまうと、同じキャロライナ・リーパーでも実際の風味は大きく変わってしまいます。
昨年と今年で味が違う…ということも起こってしまいます。
毎年安定した唐辛子をお届けするためにも、顔が見える唐辛子の供給を徹底しています。

３）定温・保存管理の行き届いた唐辛子

唐辛子で一番大切なのは、もちろん風味です。
いちばん風味が素晴らしいのは、摘みたてのフレッシュな唐辛子です。加工していく上で一番重要なのが乾燥工程です。高温で一気に乾燥させるのではなく、水分の抜け具合に応じて段階的に温度を調節をして十分に時間を掛け乾燥する事です。そうする事で色、風味の変化を防ぐことができ品種ごとの魅力が発揮されます。

加工後すぐに密閉して定温庫で保存しており、インターネットからご注文後にびん詰加工をしてお届けしています。

唐辛子の魅力を、飲食店さんと一緒に伝えたい

唐辛子は、人生のパートナー

「あなたに合った辛友（親友）を見つけてください」
これが、辛蔵創業時のスローガンです。このスローガンに込められた想いは、表現は変われど今もこれからも変わりません。人生を豊かにするパートナーとして、あなたにピッタリの唐辛子を見つけていただき、末永くご愛顧いただければ、当店としてこれほどの喜びはございません。