唐辛子の辛み成分はカプサイシンと呼ばれています。唐辛子の成分、カプサイシンには、体内脂肪の燃焼、発刊作用や、消化吸収を良くするなど、様々なパワーがあるといわれています。
- 辛味成分のカプサイシンは、体内脂肪を即座に燃焼する働きがある為、ダイエットに効果的!
- 食塩の嗜好を下げる働きがある為、少ない塩分で充分満足でき、減塩効果がある。
- 唾液・胃液などの消化液の分泌を活発にする為、食欲を増し、消化吸収 が良くなる。
- 発汗作用を促進して清涼感を得るため、暑いときにもよい。
- エネルギー代謝亢進作用がある為、身体が温まり、寒いときにもよい。
- ビタミンPが豊富で血管の壁を丈夫にする。
- 老人性肺炎の予防に顕著に表れることが解った。 「高齢者の肺炎予防に著しい効果(低用量の使用)」
-引用- ~好運な偶然から唐辛子に注目~
名古屋女子大学 家政学部 食物栄養学科 講師 国松己歳 氏
唐辛子の辛み成分はカプサイシンと呼ばれています。唐辛子を含む食品を食べると体の防御能力(病原菌への抵抗力)の一つである好中球の働きを高めてカゼなどの病気を予防する働きがあることがわかりました。
体内に、細菌やウイルスなどが侵入したときに、それらの病原菌に対して白血球の中の、好中球などの体の防御機能が高まって、強い抵抗力を持つことが判明したのです。
その判明するきっかけになったのは3年ほど前、まさに幸運な偶然によるものでした。
以前から好中球の遊走活動を高める因子を調べるために毎日のように自分達の血液を採っては研究をしていました。
そこで分かっていたのは、好中球の遊走活性には高い人と低い人がいて、一般に若い人は高い遊走活性を示し、三十歳代後半以降の年代で、小太り、または肥満して運動不足、カゼをひきやすいなどの特徴を持つ人は遊走活性が低いということでした。
ところがある日、たまたまお土産にもらった辛子明太子を食べて、いつものように採血して好血球を調べると、遊走活性の数値がいつも低いのにかかわらず、その日に限って高くなっていたのです。
これはひょっとして、辛子明太子に含まれた唐辛子のせいではないかと考えて、今度は激辛ラーメンも食べにいくと、やはり遊走活性は上がりました。
こんな偶然の出来事から、好中球の遊走活性が低い人に唐辛子入りの食品を食べさせて、約15時間後に採血するという実験をしたところ、普通食(唐辛子の含まれない食事)を食べている時に比べ、遊走活性が2.5-3.0倍に上昇していました。
しかし好中球の遊走活性は、トウガラシを食べて数時間後に上昇を始め、ほぼ24時間後には元の値に戻ります。つまり、この効果は一過性ということです。
カプサイシン効果を持続させるためには、定期的に(1週間に2回程度)唐辛子の食品を食べつづける必要があります。とはいえ、胃腸の弱い人や心筋梗塞や脳梗塞の素質がある人は悪化する危険性がありますので、食べ過ぎには充分注意してください。激辛商品が好きでない人は無理に食べることはありません。定期的に無理なく食べて、病気の予防に役立てていただければと思います。